こんにちは 川村です(^ ^)
今日はブラントカットとドライカットの違いについて書きます。
お客様のカット中に写真を撮らせて頂きました。
ブラントカットは、みなさんも聞いた事のあるヴィダルサスーンが考案したカット技術です。
今のカットの基本になっているので、美容師はみんなブラントカットを習っていると思います。
直線的なラインが特徴で、シャープでカッコイイ感じです。
でも重さを残した切りっぱなしのカットなので、軽さや柔らかさを出すのは苦手なんです。
こちらがブラントでバッサリ長さを切った状態です↓↓↓
一方クールでしているドライカットは、私が前に勤めていたマニアティス・パリというお店で習った、クープ・エフィラージュというドライカットです。
こちらは一束ずつメッシュで取ってカットしていくので動きや軽さが出しやすく、柔らかい質感になります。
でも綺麗にまっすぐ切ったりは出来ないんです。
先ほどの状態からドライカットで重さを取り、動きが出るように調整していくとこんな感じです↓↓↓
それぞれ得意分野が違うので、どちらがいいとかではないんです。
クールではみんな両方出来るので、お客様の髪質や、なりたいスタイルにどちらが適しているかによって使い分けたり、組み合わせたりしてカットしていきます。
今年はブラントカットの切りっぱなしヘアが流行るようですが、髪質によっては切りっぱなしなんかにしたら広がって大変な事になってしまう方もいますよね…
そんな方も諦めず相談してみて下さい!